【Linux】101試験で欠かせないこと
Linuxを扱うことに対する最難関はWindows利用者にとって、Linuxを使うのにどの方法が馴染みがよいかというお話になります。
Windows Script Hostというものが出てきましたが、
個人的には自分のマシンにインストールするより、
Google Cloud Shell / Azure Cloud Shellのようなウェブブラウザからアクセスできるようなものをおすすめしたいです。アカウントを作成すれば無料で使用できます。
※Amazon Web Service(=AWS)も同様のAWS CloudShellというものを出してきたようですが、これは最近のことだそうです。Amazonのことはよくわからないので
その理由はWSHの場合、環境を破壊してしまうと再インストールの手間が発生するからです。
仕事の都合上、Google Cloudを使用していた関係で、
個人的にはGoogle Cloud Shellを推奨するのですが、
これは何をやっているのかというと
https://cloud.google.com/shell/docs/how-cloud-shell-works?hl=ja
にありますように、「仮想マシン」へのアクセスとなります。
こういったものの利点としては主たるコマンドのインストールが不要になります。
(もし追加でインストールする場合は、ヘルプを見る限りですと、ホームディレクトリ内であれば可能とのことだそうです。)
これ以上、仮想マシンの話は突っ込まないことにします。
パッケージインストール(主題 1.04)
追加のツールをインストールするときに
出てくるのがyumとかaptというコマンドなのですが
結局はディストリビューションの違いに基づくため
ディストリビューションを理解していないと痛い目にあうということです。
考えられる会話
A「●●インストールしといて」
B「げ、yumが使えない」
A「おまえ、Ubuntuはapt-get使って入れるんだろ、そんなことも知らんのか」
とこんなディスられます。
まぁAの人間性に問題があるのか、Bの不勉強に問題があるのかは
意見に個人差があるとは思いますが。
主に主題1.02-1.03
そもそも、ここから始めるべきなのですが、おそらく使うまでに至るまでの
準備ができないとスタート地点に立てませんよと。
いろいろコマンドありますが、個人的には最低限できてほしいのはこの辺りだと思います。(異論あるとは思います)
- ファイルシステム操作 ls/cd/cp/mv/rm/mkdir/find
- テキストストリーム cat/less/head/tail/
- パイプとリダイレクト
- エディタ操作 nanoとかviとかemacsのいずれか1つ
上4つがいけたら次にこれです。
sedとセットになるのがawkなのですが、これは試験範囲外なので
同時並行で勉強していけるとベストです。
コマンドがわからなかったらmanコマンド
(これを教えても読まない人がとにかく多すぎるんだ。)
参考:
LinuCレベル1 101試験(Version 10.0)出題範囲 | LPI-Japan
重要度については無視しています。
(というか構築系は面倒なだけなので、構築済みのものを使っていきましょうというスタンスです。)