新エンジニアもどきからの脱出法

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基本情報技術者試験で補完すべきポイント

前回、基本情報技術者試験で補完してくださいと書きながら
この試験についての説明はしていませんでしたので、今回はこの試験との
向き合い方を。

IPA 独立行政法人 情報処理推進機構:試験要綱・シラバス など

こちらの

基本情報技術者試験

のことを書きます。

昨年からCBTでの実施に変更されました。

この措置により過去問を見て勉強するスタイルに変更が
発生するかどうかが現時点(2021.2執筆)ではわかりません。
もしも問題が公開されるのであれば、対策を立てられるかもしれませんが
今後、新規問題に入れ替わったときに難しくなる可能性があります。
(※リテイクポリシーが他のCBT試験と比べてかなり厳しいので動向に注目すべきと思われます。)

ルール自体は変わらず2時間半のテストが2回ありまして、
どちらも選択問題、両方とも6割できれば合格です。

3分野、9大分類の戦略

抑えておくとよいだろうと思われる勉強ポイントを書いてみました。意見には個人差があるので鵜呑みにはしないでほしいのですが

テクノロ

  • 基礎理論:(「」は中分類を表します。)「基礎理論」AIに関する部分が追加され、問題傾向が一番読めません。ただ、高校数学レベルの2進法計算や場合の数や確率が出たときには絶対に落とさないようにしておくではないでしょうか。「アルゴリズムとプログラミング」については午後問題に出てくる都合上、重点的にやるべきと思います。言語については、いろいろあるんですが、実行環境を作りやすいものを選びましょう。そういう意味ではJavaScript(ECMAScriptのこと)が一番早いはずです。HTMLが書ければscriptタグを書くことで誰でも使えるはずなので、次にPython3(macや一部のLinux(全部はわからないので)ではPython2と呼ばれるものが入っていることが多いため、それと区別するためにあえてこのように書きました。)やJavaのインストールではないでしょうか。
  • コンピュータシステム:Linuxの視点から見ると、重要なのは「ソフトウェア」です。そもそもLinuxってOSですからOSってなんぞやから、ファイルシステムなどを理解していくと。「コンピュータ構成要素」はデスクトップ型パソコン(ノートでもいいですけど)の五大要素を理解しておく必要がありまして、ここはしっかりと理解すべきところです。「システム構成要素」は何台ものマシンが必要になるので(仮想化を使えば1台で行けるかもですが)実務経験がないと、イメージがちょっと厳しいかもしれないです。
  • 技術要素:中分類は5つに分かれるのですが、
    情報処理技術者試験全体において、重点的に勉強すべきは「セキュリティ」です。しかしセキュリティはネットワークと密接な関係なので、次に「ネットワーク」が重要になります。「データベース」はLinuxの試験には出ません。そして、「ヒューマンインタフェース」と「マルチメディア」は最新の傾向を追う必要があると思われますので、ちょっとマニアックなところがあります。(UIについては技術動向の移り変わりが激しいので)
  • 開発技術:そもそもウォーターフォール前提の問題なので、開発プロジェクトの理想像を描いています。なので、逆になぜプログラム書いて動いたじゃダメなのか?ということを考えるようにしないと、漠然としすぎなのかなと思います。

半分近くは次の2つの分野からも出題されるので、決して落とさないようにしましょう。6割取るのであればストラテジの方が問題が多いはずなのでこちらを重点的に

マネジメント

  • プロジェクトマネジメント:これは1つの仕事は1人でやることはできない(なぜなら需要と供給があって対価として報酬をもらうのだから1人で完結する仕事なんてものはあり得ないわけです。)ので人と金と時間をどう管理するかが大切
    会社だと人と金は自分のものではないのでなおさら適切な管理が求められるわkです。
  • サービスマネジメント (まともにやってるとこ見たことない)
  • 監査(そもそもなんでこんなものがあるのかを理解する)

ストラテジ