新エンジニアもどきからの脱出法

技術ブログっぽいもの

6月末で退職するから退職エントリを書いてみた

この記事の目的

そんなに読者がいると思えないので、あくまで退職時の状況をまとめます。

なにをやってきたのか

簡単に言えば、データエンジニアの初心者的な役割でした。

取り扱ったシステムの概要は

Kubernetes上の何台も経ったサーバー(厳密に言うならPodのコンテナ上にたったサーバーとでもいえばよい?)ログを収集し、データベースにデータを入れるというのをrubyミドルウェアphpのノンフレームワークで作っていました。

このデータを使ってさらに他社のログ基盤へ連携するということもしましたが、
いろんな思惑があって、それはそれは自主規制

辞めようとしたきっかけ

データエンジニアはデータサイエンスの中で最も重要な領域ですが、重要であるがゆえに可視化以降のデータの利活用に関わろうと思っても非エンジニアの世界なのでかえってポジションがレッドオーシャン(大袈裟だなぁ)になっているという問題があります。

中途採用において、未経験を突破しないと、ただのサーバーエンジニア扱いで門前払いとなってしまいます。

結果的に、データエンジニアはデータエンジニアのキャリアで固定されるという問題が発生するんじゃないかと思います。

(逆は割と簡単になれるという話ですが、これはそもそもデータエンジニアの素養を包含している人だし、プログラムが嫌いな人も多いのでそんな簡単に移る人はいないんじゃないか思います。)

なので、データサイエンスも分業化がどんどん進む中で、社長室直属の何でも屋というスタイルから上流工程、下流工程に分かれはじめていて(2010年代後半から)、それがデータアナリスト(営業コンサル的な人)とデータエンジニアの二極化になると思います。

キャリアとのギャップに耐えられない状況で、部署間移動の提案もできそうになかったので、ノーチャンスならばワンチャンスを狙うために辞める宣言後に就職活動という展開になりました。
(これは絶対にリスクを伴うアンチパターンなのですが、私の場合は説明できるのですが、ここでは伏せておきます。)

そして、これから

とはいえ、可視化や分析もできてなんぼの世界なので、しばらくは、それを行うためのトライアルをやっていくということなるでしょう。幸か不幸か次の会社の入社まで若干の猶予ができてしまったため、その期間を活かせればよいのかなと。

次の会社の入社経緯

今回の転職活動が満足いくものかと聞かれたら
おそらく、そうではないでしょう。

現職の職場で頑張れば頑張るほど、キャリアチェンジが難しい

その可能性があるならば、そこに賭けるしかないということを繰り返していくしかないのかと。